プロジェクトマネジメントのトリセツ #5

最後の章。
設計〜開発〜導入・運用フェーズが駆け足で説明される。


プロジェクトマネジメントとしての話というよりは、
特定のプロジェクトの遷移についての話なので、メモが少なめ。


論文のネタになりそうな箇所をピックアップ。



「第5章 プロジェクトの継続と最終報告へ」 勉強メモ

RFP (Request For Proposal:提案依頼書)
委託先を選定するためにあらかじめ評価シートを作成する。
不足の事態を招かぬよう提案書の評価指標に、提案先の企業評価も加えておく。

ボツになった提案書の中にもいいアイデアがあればいただく。

■論文ネタになりそうな部分
・プロトタイプでユーザ要望を早い段階で汲み取る。
・OSを揃えてトラブルの発生(OSの違いに起因するような)を抑える。
・パッケージ製品をカスタマイズしたので、バグが少なかった。
・ユーザー向けのマニュアルの作成を忘れていたが、期間を多めにとっていたので対応できた。


所感
この本の目次を読んだときにうすうす気づいていたんだけど、
システムの開発についてはこの章でさらっと触っているだけだった。
それでもプロジェクト全体を見通すという意味では非常に分かりやすい本だった。


本の構成自体が最初に全体をさらっと紹介して、
そのあとに詳しく説明するという方法が繰り返されるので、
やや冗長的なところもあるけど、学習効率は高いと思う。


PMの試験ではシステム開発のプロジェクトのリーダーとして振る舞いが設問になるが、
どういうコンテキストで自分が抜擢されて、、というのを確認できたという意味でも良かったと思う。




世界一やさしい プロジェクトマネジメントのトリセツ

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